女子ボクシングの選手である

     パンツが臭い。だけどそれが逆に興奮する

○俺のタイプ。むっちりした体に童顔にショートボブの目がぱっちりした感じ、たまらない。

つまるところは俺はこの三つに欲情する訳であって……。

あ、先に言っておこう。俺は二十歳のフリーター。田中大輔

姉は田中尚美、二十五歳の地下女子ボクサーだ。

は、姉は上記の三つを満たしている。だが欲情と恋愛は違う。

 

 そして今どうなっているか。うん、今、俺のアパートである。

俺は休日を利用して夏用のニット帽を買いに行こうとしていた所へ姉キが来た訳だ。

「ねえ大輔ェ、札束をバサッと投げ出されて首を横に振れる?」

「し、知らねぇよ、姉キが決めたんだろ」

地下女子ボクシングの世界へこの前足を踏み入れて散々な辱しめを受けたのはいいが、

今回も出演の依頼が来て(札束前金渡し)、それを受けたというのだ。

「ねぇ、今回もセコンドやってよぉ」

「五月蝿いなぁ、俺は俺でやる事が……」

俺は話を引っ張る。恩を着せる形が一番楽だから。

「あっそ。前回の試合の特別ディスクが有るんだけどね」

「ディスク? ブルーレイか?」

「違う。私のその……前回の恥ずかしい試合の様々なアングルが見られる

地下ボクシング独自の規格のディスク」

「そっ、そんなモノが?」

「そ、今回の試合に出てくれればディスクとプレイヤーを無料プレゼントだって」

「そのディスクは?」

「サンプル。規格はブルーレイだけど一度見たらデータが破損される構造なんだって」

「ほ、ほう」

「いい返事を待ってるから、ディスクはここへ置いとく」

姉キはそう言ってディスクを裸のままポンと置いてどこかへ行った。

 

 

 ディスクの内容は凄かった、マウスピース吐き出し別や股間重点シーン等

ありとあらゆるアングルが詰め込まれている。

俺は見ながらナニをした後、すぐにの携帯電話に『いい返事』をした。

 

 

「という事で試合だな、相変わらずその……」

「ん? 大輔どした?」

「いや、相変わらずエロい体だな」

「へぇ、実の姉にねぇ」

姉キの目は笑っている、俺、手玉に取られてる。

そりゃあピンポイントだもんなぁ、俺の性癖のね。

それにトップレスで胸があらわになっている、でかい。

モミモミしたいです。

そして薄い記事の純白パンツにでっかいグローブ。

でっかいという事はダメージは少ない。

所謂、泥沼試合を想像してしまうではないか。

問題は何でパンツに八十年代の如くリボンがちょこっと付いてるんだ?

薄いので割れ目もクッキリと見えてしまっている、鼻血出そう。

いや出た。

ポタポタと控え室の床のリノリウムの上へ鼻血を落とす。

本来は試合の終わった選手の体液を染み込ませる為に

この素材が仕様されているらしい。すまん、俺のつまらん鼻血が

ここへ染み込んでしまうとは先人に申し訳ない。

だが色々な液体が染み込んでいるだろう、むわっとする匂いのする控え室だ。

むわっ? いや、ねっとりとした匂いだな。

 

 試合の時間はすぐに来た。

前よりも人数が遥かに多い。俺は緊張のあまり動きがカクカクだ。

そして凄い熱気。

姉キはこの前散々にやられたのに余裕の表情で相手選手と向き合っている。

流石だなというか、姉キは肝が太いからな。

レフリーから説明が色々された後、青コーナーへ向かう。

「緊張するね……」

リングの下へ降りた俺へふと姉キのそんな声が聞こえた。

「ちょっと漏らしちゃったかも……」

「えっ?」

俺は悪いなと思いながら(本当は思っていない)姉キの股間を見上げた。

筋の真ん中に液体のシミが出来ていた、本当に軽く失禁しているらしい。

そういえば試合前にトイレに行っていなかったような。

そもそも、姉は小さい頃から運動会の徒競走にしろ何にしろ

緊張してトイレに行かないといけない体質であったハズでは。

 

 ゴングが鳴った。これはもう俺的には楽しんで見るしか無いのではないか?

相手選手は黒髪ロングで美人系、背は姉より少し高く、ぽっちゃりというより

引き締まった体つきをしており腹筋がうっすらと腹に浮いている。

姉キはまず攻める。相手は顔面ガードで腹は腹筋の鉄壁。鉄壁をバカのように

ひたすらドスドス殴る。効かないだろう。

「腹筋見てわからねぇのかよ! 効かねぇぞ!」

俺が叫ぶと姉キは振り返った。

「あっそう……か」

振り返る余裕なぞなかろうに、瞬間的に姉キの腹にボディが入った。

しかしフワフワのグローブだ。大丈夫だろうと俺は思ったが

相手の腕の筋肉がモリッと盛り上がるのを見てすぐにその考えを捨てた。

このグローブじゃないと内蔵、逝っちまうぞ。

くの字に姉キは体を折り曲げ、両足は宙に浮く。心無しかあんなに

ムチムチして肉付きが良い姉キの背骨がクッキリ見えた気がした。

衝撃が体を貫通したかのようだ。

そのまま持ち上げられ、プロレスのボディスラムのように姉の体はマットの上へ

叩きつけられた。

「姉キ! 腹守れ!」

俺は叫んだ。

ちゃんと姉キはレフリーの言うことを聞いていたのか?

だって。

 

 「この試合はダウン後、一撃の追撃を出来るものとします」

 

って言ってたじゃねぇか、守れ!

 

 

ばふぉっ!

 

巨大なぬいぐるみにウサを晴らした事あるよな? 思い切りモフモフの人形にパンチ。

あんな音がした。何せ巨大なグローブだから。

だけどダメージは……タダじゃ済まない様子な気がする。

マットがかなり揺れたという事は相手選手の拳との間にある姉には相当なダメージが。

 

「んぶほぉっ!」

やはりというか、口に溜まった唾液やら透明なゲロやらが吹き出される。

高さ六十cm程度だろうか、鮮やかに透明な粘液が吹き上げられた。

そして己の顔にビシャビシャと振り落ちている。

「ぐぉぉぉぉっ!」

姉は女らしさが微塵も無く、野生丸出しな様子でのたうちまわっている。

のたうちまわりながら口からガボガボと……何なのかよくわからないが粘液を

ゲボゲボと吐き出している。

相手選手はルールを熟知しているらしかった。

つまりどういう事か。

反則に対しては罰則が軽いという事だ。反則ですぐに試合を終わらせてしまっては

客が来なくなる。プロレスのように明確にしない事によりエンターテイメントさを

出している。

 

 相手選手は転がりのたうちまわる姉キの腹へ蹴りを一発入れた。

ドスッ、と確かな音。

「んーっ、んー」

姉の頬が盛り上がっていく。餌を頬袋に貯めたハムスターのように。

そしてそれは飽和状態になり

「ぶほぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

大量の粘液が姉キの口からほとばしり出た。

滝のようにとはこの事だなぁと俺は感心してしまった。

そしてあろう事か、股間の割れ目の染みが広がっていく。

一気に佳境だ。俺は姉を激励するように名前を叫んで!。

 

そして興奮して勃起していた。

 

姉キの苦悶な表情、いつもの姉キとのギャップに興奮。

子供の頃から怒られてばかりで、気の強い姉キ。

それが眉毛をハの時にしてゲロだか何だかを吐いて

失禁しようとしている。

いや、もう始まった。

倒れている姉キの上半身と下半身に染みが広がって行って

それらが混じり合って行く。

錬金術の化合よりこっちの化合の方が良い。

「ぐぅっ、ぐううぅ!」

姉キは立ち上がろうとしている。

流石にこれで終わっては誰も納得しないだろう。

だが相手のピンポイントに攻撃して既に相手を好きに

嬲れるようにしておく作戦は流石だなと思った。

もう試合は嬲る側と嬲られる側しか無いじゃないか。

姉キは立ち上がった。自分の放出した粘液たちに足を

とられそうになるが立っている。

そして姉キのボディ!

やはり鉄壁には全くの無傷。顔面を執拗に狙っても

ただガードで防がれるだけ。

やがて姉はダラダラと体中に汗をかき始めている。

一ラウンドでこの試合運び、さすがだ。相手はプロだろう。

たまにチラッと相手選手と視線がチラッと合う。

冷たい目をしてるな、俺のタイプじゃない。

けど罵られながらオナホを使って……おっ姉がガードを

崩し始めた。

やはりガードを崩して顔面にパンチを打ち込むしかなさそうだ。

思い切りバシーン! と相手のガードへグローブを叩き込む。

だがフワフワのグローブはもうオモチャのようでこういったガチ

選手相手には全然相手にはならない、それどころか

パンチを打つたびに腹に力が入るのか

「ぐぽっ」と粘液を吐き出しているのは姉。

とりあえずこのラウンドは乗り切ってくれと俺は祈ろうとしたが

忘れていた。

 

ノーラウンド制でどちらかがぶっ倒れて動かなくなるまでやる試合って

説明受けたじゃねぇか。

 

姉に同情しながら俺は勃起をするだけだ。

そして動きが悪くなるだろうという理由で姉のパンツが脱がされた。

ベチャッと姉キの小便まみれのパンツがマットの隅に捨てられた。

というか俺の目の前なんだけど、尿の匂いと潮の香りがする。

クロッチの黄色く汚れた筋状の部分には小便以外にも色々な液体が

染みているんだろうな。

そのパンツはすぐ運営側に回収された。売り物になるのだろう。

そしてリング上の姉キは……。

今になって顔面を集中狙いされている。

ふにふにの姉キの頬が左右へバシンバシンと殴られている。

マウスピースがダメージのメーターのように少しずつ盛り上がってくる。

相手は頃合も把握していたのだろう。

「ふんっ!」と最後の左フックを打ち込むと

 

ガポォッ!

 

と音がして姉キのマウスピースが歯から外れ口から飛び出した。

ボトッ、ボトッと純白のそれは跳ねる。

しかも相手選手は俺の目の前に落ちるように計算していたのか。

姉は恥ずかしがって最初、自分でマウスピースを自分でケースから

出してくわえていた。前回は俺の役目だったのに。

姉キ曰く

「なんかこう、歯型のついたヘンな形のもの見せるんでしょ?

なんかアソコの中見られるみたいに恥ずかしいなーっって」

だそうだ。

残念ながらそれは自ら吐き出して俺の前に転がっている。

姉の口内の形に沿っていびつに歯型がついている、少し変形した

マウスピース。

普段は防具で外に出てはならない。

外へ出ると色々ともう駄目なのだ。

唾液まみれになる防具が他に有るか? 思い当たるもので無い。

こんなエロティシズムが反映されている防具があること自体素晴らしい。

俺は拾って匂いを嗅ぐとその唾液のツーンとした匂いと少し酸っぱい匂いが

混じった匂いを楽しんだ。

脳にそれを焼き付けると姉に放った。

「姉キ、ノーラウンド制だからくわえな!」と俺は叫んだ。

数十秒で姉はゆっくりとマウスピースをくわえた。

 

 しかしセコンドは良い事づくめだな。下から色々と見える。

尻の穴が見える。興味は無いけど。そのすぐ近くにムッチリとした大陰唇。

それがたまらない……というか毛を剃ってパイパンにしてるな、湿気た

陰毛に色々な粘液が染み込んでモワッとした匂いも良いがインターバルが

無いのでパイパンはパイパンで良いかも。

そんなむっちりしてグミのように柔らかそうな大陰唇を見ながら視線を

上にあげていくと、姉キは顔面を滅多打ちにされている。

リング上に設置してある四面の大型スクリーンにも姉の滅多打ちの顔が

アップで撮影されている。早くも腫れているな。

 

「あへぁ……」

ここがスイッチだったのだと思う。

姉にスイッチが有ったのだ。

急にスイッチと言われてQベエより意味が分からないだろうが、姉には

スイッチが有った。

やられすぎると感じてしまう。

それがその……アヘ顔として良いのか、それとも恍惚とした表情として良い

のかわからないが、姉は喜んでいる。

 

 もっと滅茶苦茶にして下さい

 

と言わんばかりに喜び酔っている。

そうか、姉にはこういったスイッチが有るのか。そしてこれもディスクに

入るのか? 俺はたまらなくなった。

応援をする振りをしているが、相手選手にもっとやれと心の中で激励を送る。

血管の中を物凄い速さでドクドク動く心臓が血液を体中に巡らせる感覚。

姉キの向こうへ逝ってしまったこの後、どうなるのだろうか?

 

 敢えてもうアヘ顔で良い、姉はアヘ顔で頬をぶん殴られ続けている。

頬は腫れて膨らんで紅く腫れている。漫画のようだ。

そして口から垣間見えるマウスピースに血の糸がツーッと引いている。

「くふっ!」

軽く咳き込むと口から血を散らせる。

 

 

「本当はこうやって嬲ってほしかったんだろう?」

相手選手が口を開いた、少年のようなメリハリの付いた声をしている。

「は、ふぁい」

内股の姉キが何か物欲しげに相手選手を見上げる。

「臭いな、汗臭いのは良いが、貴様の唾液と胃液と小便で神聖なリングが汚れている

ではないか」

「ごめんなさい……」

姉キがそう言うと同時に右頬にフックが打ち込まれた。

「それでいて必死に向かってこないとはどういう事だ?」

「ふぁい、ごめんなさい」

「本気でぶつかって来い。粉砕してやる」

「わかりました、行きます……」

 

 お世辞にも渾身とは言えないヘロヘロなパンチ。相手選手はカウンターで楽に

姉キの頬へグローブをめり込ませていた。

ビジャビジャビジャ……。

もう姉キは完全に駄目だなと思った。体に力が入らないのだろう。小便を垂れ流している。

しかし同じく透明ではあるが、ネバッとした粘液が出ている。あれは愛液なんだろうな。

「ほう、又同じ粗相をしているではないか」

「ごめんなさい……」

臭い、ほとんどが姉キの匂いなのだろうが臭い。

発情するとマ○コが臭くなるとは本当なのか? 磯臭さが増している。

まさか相手選手も興奮して……。していましたね、ええ。

凛とした顔をしながら、相手を罵って赤いブルマをしているのだけれども股間の部分が濡れている。

お互い良い具合にかみ合って濡れて発情の匂いをまき散らせている。

相手選手は姉キの短い髪を掴んで往復ビンタのようにバシバシ顔を殴る。

口筋から血がツーッと垂れる。

 

「ぶはっ、げはっ」

血の飛沫が散る。両目が良い具合に腫れて塞がりかけている。もう試合もクソもあったもんじゃない。

「ド変態、セコンドが弟ってのは知ってるのよ、自分の失態を見せつけたい?」

「……」

「本当は見て欲しいのだろう!?」

「……ふぁい」

「良し」

相手選手は姉キのマウスピースをガポッと取る。

唾液と血がツーッと糸を引く。

垂れ流しの姉の股間から出た。

それを姉キの股間に持っていく。

だらしなく、しつこく姉キの性器から出る粘液を姉キ自身のマウスピースの歯のくぼみの部分を

持っていき、そこに溜める。

いっぱいに溜まりマウスピースから滴り落ちる程になるとそれを躊躇いなく姉キの口に入れた。

 

「自分の味はどうだ? 言ってみろ」

「しょっぱいです」

そう言う姉の口の端から、今度は愛液がツーッと垂れる。

「褒美に殴られるだけではいけまい。イかせてやる」

姉キは黙っている。俺には殴られる快感はわからないが、見ている事だけはわかる。

 

     殴られて両目はふさがる寸前、両頬は腫れてふくらんでいる

     マウスピースにはツバと血とマン汁、血がふんだんに絡みついて、それをくわえている

     汗臭さ、小便臭さが体中からしているだろう

○ボディが最初に打たれた時点でうっ血しているような色になっている

そういったところだろうか。こんな姉キを見れるとは……。

 

 

 

ぐっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

アッパーカットが、姉キの体をのけぞらせて体を舞い上がらせる。

 

スローモーションに見えた。

 

そして俺の目の前というか上、ロープ二段目から上半身だけをこちらに出してあおむけにダランとぶら下がる。

重力にしたがって髪が全て下へ垂れ……。

 

にゅる

 

にゅるにゅるっ

 

マウスピースが少し顔を出してきた。

 

「ぷひゅっ」

 

何ともみっともない声を出して俺に向けて姉キはマウスピースを吐き出した。

俺の足元でビチョン、ビチョンとそれは跳ねた。

純白では無く、まだらに血の色が混じり、匂いもきっと……。

俺はそれを手にとった。

 

生暖かい。ホカホカと湯気が立ちそうだ。

そして何より、今まで嗅いだ事の無い淫靡(女のみだが)な匂いがする。

これを、例えば下着マニアが女モノの使用済みパンツを履いて興奮するように

 

俺が加えたら……。

 

そう迷っているうちに、マウスピースは運営側に取られてしまった。

掌に残る温かみと色々と交じり合った粘液。

生臭くベトベトしている。そして味は……。

駄目だ、俺には生臭いとしか表現出来ない。

 

 

 ふと気がつくと、そういえば姉キはどうなったかと考えていなかった事に気が付いた。

目の前に相変わらずあおむけで体をのけぞらしてこちらからは逆さまに見える姉キ。

俺は脳みそがどうかしていたのだと思う。

姉キのボコボコになった顔にまで届くだろうか。

 

何が?

 

それは俺の……。

 

俺はパンツごとズボンを下ろして、その姉の粘液の付いた粘液で勃起したペニスをしごいた。

「姉キごめん、もう俺我慢出来ないんだ! 我慢出来る方がどうにかしてるだろう!?」

そう言い訳しながらニチャニチャとしごいた。

すぐに頭の中にゾワゾワと何かが湧いてきて、それが快楽だと気がついたとき、勢い良く

射精をしていた。

物凄い勢いで、姉キの顔に思い切りベチャッと俺の精液がかかる。

「あ……は」

姉キはイってしまった目でそれを楽しんでいるようだった。

そして

「がぼぉっ……」

と泡を拭いて姉キはだらりと動かなくなった。

 

賢者になった俺はひどく後悔したが、丁度良く照明が落ち、相手選手にスポットライトが

当たったので俺たちは見られなくて済んだ。

姉と俺は二人とも負けたのだ。

手に少し残った己の精液を見るのも惨めであったし、

だらりと力なく、相手の意図のまま果ててしまった姉キも惨めだ。

 

「はい、これが専用プレイヤーとディスクね」

俺の部屋へ地下ボクシング用ディスクのプレイヤーが設置された。

生の迫力にはかなわないが、高画質でこれ程のボリューム、様々な角度があるとは

全くもって凄いものだ。

今回の試合のディスクも貰ったので見てみた。

『尚美の性器』というモードを選んで見てみる。

やはりパイパンだ。試合で感じるごとに少しずつパックリ開いて行っていくのがわかる。

シコりたいが姉キもいるので我慢しておこう。

 

「そうそう」

姉キが言う。

「ん?」

 

「あんた、最後にオナニーして私にザーメンぶっかけたでしょ」

「あ、ああ」

「それ、ちゃんと今回のチャプターに入ってるから」

 

嗚呼神様。俺を一生賢者にして下さいとその時思ったが、すぐに考えを改めた。

まあいいや。ここでは誰もが変態になれる。いや、変態である己を開放出来る。

地下ボクシングの試合=SEX という考えは安直で好きでは無いが……納得出来る

比喩は今のところそれしか無い。そんな中で俺達は地下の世界へ巻き込まれて行くのだった。