君よちなっちゃんを超えろ2

*前作を読んでから読んでください

 

 

また悪い虫が湧いたというか、何というか俺がそんなに大事なのかね?。とレイジは思った。

「レイジ君を下さい!」

と、土下座する彩(いろどり)を見下す千夏。

千夏はレイジの母で30代前半の女盛りの頃。

「下さいって言われてもねぇ」

千夏はムッチリとした肉体を露出させた服装で扇子をパタパタ仰いでいる。

「ちなっちゃん、なぁ、ちなっちゃん」

レイジは千夏の袖を引っ張る。

(何、今面白いトコロなんだから)

千夏は楽しんでいるようだ。

「楽しむなよ、可哀想に。俺達の事一応は認めてくれてるんだろ?」

(なんか楽しいじゃない)

千夏はあくまで楽しんでいるようだった。

 

「なあ、彩。散歩にでも行こうぜ、ちなっちゃんはほっといてさ」

ゴソッ、ズボッ!

レイジの耳にもそもそとした音が響き、千夏の「動くな」の声がする。

レイジは無理な姿勢のまま体を固める。

「何したん?」

「綿棒突っ込んだ。ちなっちゃんはほっといてどうするって?」

「いや、ほっといて・・・・・・って答えようによっては?」

「綿棒ものっそ押し込む」

「やめて下さい。ちなっちゃんはほっておきません・・・・・・」

「よし」

ゴソッと綿棒の抜ける音がする。

「ちなっちゃんはやる事が飛んでるよなぁ・・・・・・」

「そりゃあねぇフフフ」

「そうだよねぇアハハ」

 

「おい馬鹿親子」

彩が冷静に言う、が、その瞬間、千夏の目がギロリと光る。

「えーと・・・・・・馬鹿子」

「俺?」

「そ、そう馬鹿レイジ。今日は何だか雰囲気悪いから帰るわ」

「えっ、せっかくの休日じゃないかよ」

「そちらのおかあさまのご機嫌も悪いみたいですし」

「いや、ちなっちゃんはいつもこんなのだよ」

ゴソッ、ズボッ!

「い、いつもこんなものだよ」

ズボズボッ!

「鼓膜に当たってる! ま、毎日美人です!」

ゴソッと抜ける音。

「ふー、綿棒持ち歩くなよ、それに沸点わからないよ」

「いや、今のは沸点わかりやすかったでしょ」

「それはそうと、ちなっちゃんと彩がギスギスしてたら俺生きてくのに困るよ」

「困れ」

「困れ」

「えっ」

「困ったらいいのに馬鹿レイジ」

「困ったらいいのに馬鹿レイジ」

「何それお前ら結婚しろよ」

 

「とにかく!」

千夏が右手の人差し指を一本突き上げた。

「二人のお付き合いはポイントカード製にします!」

「ポイントカード製?」レイジと彩の声がユニゾンする。

「そう、彩ちゃん。レイジとこれから色々なイベントがあると思うけど、その許可は

このポイントで決まる。そしてポイントは私から一本取るごとに増える!」

「やっぱりここになるのね」

地下格闘技上でレイジは呟いた。

だが前のようにダブルセコンドとして二人同時にセコンドが出来ると思えば

オナニーのネタが増えるというものだ。

だがポイントが増えなければ彩とのセックスも許されないのだろう、微妙な気持ちだ。

「ほら、今日はブルマで決めてみました!」

千夏は赤のブルマに赤いグローブ

彩は蒼。

二人はむっちりとしていてレイジが幼少の頃の思い出のブルマよりエロティックだった。

千夏に至っては、ぷっくりとした大陰唇が目立ち、くっきりと縦筋を作っている。

そしてお互いに純白のマウスピースをくわえる。

 

「へい、じゃあ格闘技って事で二人のセコンドとレフリーを致しますレイジです、参ります!」

カーン! とゴングを鳴らす。

 

「行きますよ! 千夏さん!」

「いきなり名前で呼ぶの? 彩さんッ!」

「だってそんなに年じゃないですもの」

「えっ!?」

 

どぅっ!

 

照れた千夏のスキを狙ってボディがめり込む。

「ぐっはぁ、この!」

 

ドブッ!

「がはぁっ!」

二発のボディブローが連続で千夏の鳩尾に入った。

(この二発はでかい! スタミナを大量に奪った!)

彩は三度目のボディを狙う。

だがさすがに読まれた。

ズガッ!

カウンターぎみに彩の頬にパンチが入る。

「ヴフォッ!」

唾液がビシャッと大きく散ってライトに照らされながら霧のように消えていった。

「調子に乗るとこうなる!」

グシャッ!

体制を立て直した千夏のフックが綺麗に彩の頬にめり込んだ。

「ぐむ・・・・・・」

ニュルッと彩の口から純白のマウスピースが顔を出す、それは唾液でぬめっている。

「三分を特別に長くさせてやりましょうねっ!」

バシッ! ドカッ! ガキッ!

彩はメッタ打ちにされる。レイジのいるロープ際まで追い詰められて

ロープを背にしながらひたすら殴られる。

「ほーらほーら、汚いツバのシャワー」

千夏がサディスティックに言いながらパンチを打ち続ける。

それはシャワーというよりネバネバとした唾液が降り注ぐ様子で、綺麗ではなかった。

レイジは嫌がおうにもそれを被る。

ライトの熱で唾液の匂いがむわっと湧き上がる。

後に鼻にツンとする匂いもし、それは生きた体から分泌される液体だと理解出来る。

「ほーらほーら、ついでにマウスピースも吐いちゃったら?」

ガキッ!!

「むぐぅっ!」

彩の口いっぱいにマウスピースがはみ出て、つきたてのモチを咥えているように見える。

「なんかマウスピース吐いたって負けって感じがするじゃん、ほら早く!」

サディスティック度を増しながら千夏は押す。

 

カーン

 

あっという間に三分経った。

レイジはダメージの多い彩の方へまず行った。

「ハァ、ハァ、マウスピース吐かなかったよ・・・・・・」

「よく頑張った。もうここへ吐いていいぞ」

レイジが手を出す。

ベチャッ・・・・・・。

「なんか今回のマウスピースでかいな」

「そりゃあ千夏さんのパンチを受けるんだから肉厚じゃないと。特性の樹脂で出来てるから

絞るようにしてもちぎれないし柔らかいの」

「へー、絞ってもいいのか」

「あっ、駄目っ、それは例えで・・・・・・」

グジュー

レイジがその大きなマウスピースをねじると大量の唾液がドロッと出てきた。

「先に洗ってくれないと、なんかツバだけ出てくると汚いでしょ?」

「い、いや汚くない」

「汚いよ・・・・・・自分のツバってクサいし、そんなにドロッって出るとレイジ君の手が汚れちゃう」

「俺は大丈夫!」

レイジは最大限に勃起していた。

彩からは軽い汗の匂いに制汗スプレーの香りが混じって良い匂いがした。

マウスピースも洗ってしぼって、口に入れてやった。

 

「次はちなっちゃんか」

レイジは千夏の元へ行った。

「あんた、彩のよだれに欲情したでしょ」

「はい・・・・・・」

「ほら、私のでも欲情しなさい、プヘッ」

ピチャッとレイジの顔にマウスピースを吐きかけられた。

(ちなっちゃんのマウスピースも結構柔らかくて生暖かくて・・・・・・これはこれでいい、ってか凄い量の・・・・・・)

「なんか欲情してるからよだれがいっぱい出ちゃった」

千夏のマウスピースの窪みは唾液で一杯だった。それに彩より強烈な匂いがする。

「クサくて興奮するでしょ。私のよだれまみれのマウスピース」

「しないといったら嘘になります」

「でしょ? それにさぁ」

そう言って椅子の上で千夏は股を開く。

紅いブルマのこんもり盛り上がった大陰唇の真ん中の筋に液体が染み出ている。

「女の子って色々出るんだよね、お股が気持ち悪いから吹いて」

「えっ、ティッシュ無い」

「じゃあ舐めないとね」

「えっ!?」

スルスルと千夏はブルマを脱ぐ。

ムワッとした磯の匂いの蒸気があがる。

「うぷっ、凄い蒸れてる」

「ボクシングで興奮して蒸れてるの好きでしょ?」

「好きです」

「はい、じゃあちなっちゃんの汁を舐めなさい」

(しょうがないな、勃起してるけど)

レイジは千夏の大きな大陰唇に両手の親指をかけてニチャァと開く。

肉癖がグニグニとうごめいて濡れている。磯の匂いがいっそう生臭くなった。

クリトリスは包皮を捲り上げたまま小指ほどの大きさになりヒクヒクと上下運動をしている。

「これだけ出ちゃあ舐めても駄目だよ」

「やってみなさい!」

「はい」

レイジの口にしょっぱい味が広がる。舐めれば舐めるほど逆効果になっているようだ。

(彩のだったら良かったのに、これはこれでいいけど、ちんこ触ったら駄目なのかな、賢者に

一旦なりたい」

「シコるのは禁止よ!」

見透かされたようにレイジは千夏に怒られる。

(夢精してやる!)「はい、きちんと舐めました」

強制的に千夏にブルマを履かせ、マウスピースを洗って口に入れる。

(何よ! 親子のくせに!)

彩はひたすら嫉妬で顔を紅くしていた。

 

「はいそれでは色々ありましたが2ラウンドに入ります」

カーン

 

「たぁっ!」千夏がフックを大きく放つ。

「ふんっ!」彩は綺麗にブロックをした。

「本格的にそれらしくなって来たね!」

「千夏さんには負けません!」

ザシュッ! ザシュッ!

お互いに決定打が無い。

 

(彩に挿入したらどんな感じなんだろうなぁ)

レイジは阿保な顔をしてぼーっと試合を見ていた。

 

「はっ!」

グシャァッ!

彩のストレートが千夏の顔面に決まった。

「むぐぅっ!」

 

しばらく二人は静止する。

 

「ぐぶぇっ!」

ごぼりと唾液を吐き出して千夏は倒れた。

「レイジ君は『格闘技』って最初言ったよね」

ガバッと彩はマウントポジションをとった。

「散々大事な顔を殴ってくれたお返し!」

ズバッ! ズバッ! バキッ!

千夏は顔面を滅多殴りにされる。

バキッ! バキッ!

「このまま顔面を粉砕してやる!」

バキィッ!

「むぐぅっ!」

千夏の口から盛り上がったマウスピースには血の糸が伝わっている。

「私のマンコも舐めさせたかったんだから!」

どぶぉっ!

千夏のボディに青いグローブがめり込む。

「げぼっ!」

千夏の口から血の糸が引いてマウスピースが吹き上がる。

ズバッ! ズバッ! バキッ!

ズバッ! ズバッ! バキッ!

ズバッ! ズバッ! バキッ!

 

千夏の顔は紅く腫れ上がり、左目が塞がっている。

「これでポイントカード1ポイント!」

「甘いっ!」

グルリと上手にポジションを移動される。

「甘い甘い、私の顔をここまで殴って・・・・・・許されない」

バキッ!

「うぶぅっ!」

バシャッと彩の口に溜まった唾液が吐き出される。

「こんのヨダレ生産マシンが! 叩き潰してやる!」

バキッ! グシャッ! グシャッ!

ずぶぅっ!

真っ直ぐに拳を突きおろして赤いグローブが彩のボディにめり込んだ。

「んぐっ、んぐっ、んぐっ」

ビクンビクンと彩は体を痙攣させる。汗まみれでエロティックだ。それに伴って口から

白いマウスピースがもこり、もこりと盛り上がって唾液がガプガプと口周辺から流れ出る。

「んぐっ、んぐぐっ、んぐっ」

 

 

「ぐへぁっ!」

彩は白目を剥いてマウスピースと物凄い量の唾液を吐き出した。

同時に青いブルマの股間からジワーッと黄色い液体がにじみ出て広がる。

 

「甘いっ! マンコのボリュームも匂いも甘っちょろいガキめっ!」

千夏はそう叫んで右拳を挙げた。

レイジはここまでサディスティックな千夏を初めて見る。

 

「ふうっ、ふうっ、最初のボディでヤバかった」

 

ああそうか、千夏は最初に追い込まれていたから本能をむき出しにしたんだなとレイジは

読み取った。彩も頑張ったが格が違ったのだろう。今は勝ちに喜ぶ千夏の横で

ただ痙攣と失禁をしているぼろ雑巾だ・・・・・・。

 

 

 

 

さて、俺(レイジ)はあの後、気が付いた彩を家まで送って帰ったが

こっそりマウスピースはくすねていた。

マウスピース一番搾りオナニーでもしようという魂胆だ。

そこで運悪く彩から電話だ。気づかれたかっ!

 

 

「あ、あの、私のマウスピースくすねたでしょ」

「はい、くすねました」

「それでその、お、おなにーするんですか?」

「はい」

「・・・・・・」

「ご、ごめんオナニーしません」

「するでしょ」

「・・・・・・」

「絶対絞ってするでしょ」

「・・・・・・はいします」

「ポイント今日は取れなかったけど」

「うん」

「おなにー位はいっしょにやってもバレなきゃいいよね、ちょっと待って」

「えっ」

「よいしょっと、パンツ脱いで・・・・・・と」

「いっしょにオナニーですか?」

「うんいっしょにおなにーです」

「わ、わかりました」

「絞って」

「うん、絞る」

ギューと絞ると、ニチャニチャと生臭い唾液がマウスピースから染み出てきた。

「時間経つとツバって臭いよね・・・・・・やっぱ恥ずかしい」

「もう、めっさ嗅いでます」

「遅かったか・・・・・・じゃあこっちもいじります」

「うん、こっちは・・・・・・」

「マウスピースをクンクンしながら残りツバでしごく?」

「うーん、オナホはもうやった気がするからそうしようか」

俺はマウスピースのくぼみに鼻を当て、彩のべっとりとした唾液で右手を濡らして

しごき始めた。

ヌチャヌチャと音がするが、向こうからも湿った音がする。

「私がボクシングして吐いたマウスピース、臭い?」

「う、うん」

「私の口の中に入ってたんだから口の中の匂い、歯茎の匂いまでするよね」

「します、はいします」

ヌチャヌチャヌチャ

ヌチャヌチャヌチャ

「あのー」

「ん?」

「もう持ちません」

「・・・・・・バカ」

本当にもたない。

玉がきゅっとすぼむような感覚がしてゾワゾワッと全身に快感が走る。

 

 

どぷっ! どぷっどぷっどぷっ!

これでもかと射精。ティッシュも忘れて俺、射精。

「ででで、出た」

「ん・・・・・・ん。ふう。こっちも急いで間に合った、イけた」

「セックスしたいです」

「したいねぇ・・・・・・もういっかい一人でしようかな」

「それより世界平和について語りませんか」

 

俺は賢者になった。